京都市の老舗料亭「菊乃井」が、北川村産のユズを使った調味料「しお柚子(ゆず)」を開発した。8月中旬から販売を開始する。菊乃井の関係者が1日、県庁を訪れて尾崎正直知事らに完成を報告した。【岩間理紀】
菊乃井は1912(大正元)年、創業。グルメガイド「ミシュランガイド2016」で最高評価の三つ星を獲得している。
菊乃井は1912(大正元)年、創業。グルメガイド「ミシュランガイド2016」で最高評価の三つ星を獲得している。
菊乃井が開発したしお柚子=岩間理紀撮影
しお柚子は、菊乃井主人の村田吉弘さんが「和食に欠かせないユズを使った調味料を新たに開発しよう」と企画。県のアドバイザーとして、高知の食材を使った商品開発に取り組む常務の堀知佐子さん(51)が、品質が高く海外からも評価されている北川村のユズに着目し、昨年11月に開発に着手した。
しお柚子は、ユズを室戸沖の海洋深層水から採取した塩で漬けて乳酸発酵させ、果汁とゴマ油を加えて仕上げた。香りと味にアクセントを加える調味料になり、魚料理やドレッシングなどにも活用できる。
この日、県庁では、尾崎知事に、堀さんと上村誠・北川村長らが報告。四万十鶏のステーキに付けて試食した尾崎知事は「口の中全体にユズの香りが広がる。鶏肉に合いますね」と絶賛。堀さんは「北川村の良いユズで作った。ぜひたくさんの人に味わっていただきたい」と応えた。
しお柚子は、ユズを室戸沖の海洋深層水から採取した塩で漬けて乳酸発酵させ、果汁とゴマ油を加えて仕上げた。香りと味にアクセントを加える調味料になり、魚料理やドレッシングなどにも活用できる。
この日、県庁では、尾崎知事に、堀さんと上村誠・北川村長らが報告。四万十鶏のステーキに付けて試食した尾崎知事は「口の中全体にユズの香りが広がる。鶏肉に合いますね」と絶賛。堀さんは「北川村の良いユズで作った。ぜひたくさんの人に味わっていただきたい」と応えた。
「口の中全体にユズの香りが広がる」としおユズをPRする堀さん(右)と尾崎知事=高知県庁で、岩間理紀撮影
資料來源:每日新聞